◆検 証◆ |
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(1)
事故の起こり得る数の検査結果(設置前・13,000個) |
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検 証: |
循環ライン内にレジオネラ菌の栄養分であり繁殖に必要不可欠なスケール付着があるため、菌の繁殖が見られる状況。 |
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参 考: |
平成12年6月に起きた茨城県石岡市・循環風呂死亡事故時のレジオネラ菌数は、CFU/100ml−8,900個。 |
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(2)設置後2週間で(1)より98.92%減少(2週間後・140個) |
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検 証: |
24時間風呂循環ライン内のスケールは柔らかく、比較的除去効果は短期間で検証可能な状態である。(除去効果) また、磁化水の制菌作用により繁殖を抑制する力との相乗効果により、大幅な除去効果を立証した。(抑制効果) |
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(3)住宅配管内のスケールが除去され始め検出量が増加(75日後・3,200個) |
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検 証: |
(約20年を経過した)井戸ポンプから24時間循環風呂への配管内に強固に付着していたスケールが、75日経過した状況で剥離・除去され始めた結果、レジオネラ菌検出数が増加したと考えられる。 また、これにより配管内に付着しているスケールの中にも相当のレジオネラ菌が繁殖していることが検証できた。 (尚、住宅配管は水が一過性のため、死亡事故に通じるような菌数ではない) |
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(4)・(5)住宅配管内のスケールが更に除去されることにより検出量が減少 |
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検 証: |
第3・4回目の検査より数値が減少している理由として、20年間に蓄積された配管内のスケールが更に除去されていることが挙げられる。 |
設置前(1)〜13,000個 → 設置後(5)〜90個 = 99.3%減少 | |
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(6)最低値である『陰性(10未満)』となる(268日経過時点) |
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検 証: |
磁気処理水のスケール・スライム等に対する除去効果と、繁殖を抑制する力《制菌作用》との相乗効果により、大幅な除去・抑制効果を立証した。 |
設置前(1)〜13,000個 → 設置後(6)〜陰性 = 100%減少 | |
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考
察 |
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今回の検証内容を踏まえた上で、浴槽内のスライム(ヌメリ・バクテリアの繁殖)にも菌は生息しているため、入浴人数や状況により必ずしも常に陰性を維持できるとは限らないということを付け加えさせて頂きます。人体から排出される分泌物=レジオネラ菌等の栄養源でもあるため、磁気活水装置設置場所以降でも入浴者数が多かった場合、温度変化や他の諸状況により一時的にしてもスライム量は当然増加し、菌数も増加することになります。 しかしながら、今回の検証は塩素注入0%の『井戸水』であり、保健所の指導要項にある殺菌のための塩素注入がなされた場合、浴槽内等に生息する菌に対しては充分に殺菌可能な菌数です。したがって、磁気活水装置による根本的な問題解決により、現状のような過剰な塩素注入をする必要はなくなります。 またこの検証により、循環ラインのみに設置した場合には、今回のケースより短期間に良好な結果が出たものと考察されます。 | | |